愛車遍歴 #3 『ランサー』

うす毛   2022年1月20日   愛車遍歴 #3 『ランサー』 はコメントを受け付けていません

愛車遍歴の第3回目は三菱ランサー。

私が所有したのはGH-CT9A型のGSRエボリューションVIII MRである。前回のデリカスペースギアから乗り換えというわけではない。デリカスペースギアを手放してからしばらくは自己所有車はなかった。

なにがきっかけで欲しくなったのかは覚えていないが、貯金もそこそこあったし、一度くらいは速い車を所有してみたいといった思いがあったのかもしれない。

この車を購入したときは、ランエボ9が新車で販売されていた頃だった。最初はランエボ9の新車を購入しようかと思いディーラーへ見積もりを取りに行ったが、たしか総額で400万円を超えていたので貯金が足りずに諦めた記憶がある。いま思えば、頭金をいれてローンにしても良かったんじゃないかと思うが、当時は親からローンはダメ!と刷り込まれていたし、結果的に若い頃からローンに手を出さなかったからマネーリテラシーを養えたのかもしれない。

28歳ぐらいだったと思うが、車両価格はだいたい300万円超で購入。色はミディアムパープリッシュグレーマイカ、純正オプションのBBSホイールを履いていたので、見た目もかなり良かった。購入店が同じ県内だったものの非常に遠方だったので受け取りに行くのが大変だったし、バックギアのいれ方が車庫入れするときまでわからなかったので、これが一般道を走行しているときにバックギアを使うことになっていたら大変だったとブルったのを覚えている。

初めてのバカ速い車を手にした喜びから、夜な夜な近所を徘徊したり、土日はいろんな国道をツーリングしたりした。そして調子に乗ったころ、首都高5号線でオービスにひっかかり、免停90日、罰金10万円の略式起訴を受けたのだった。70km/hオーバーの速度違反である。

これで速い車へ乗ることにこりてしまい、所有していたらまた同じことを繰り返すかもしれないという思いから、購入からわずか3ヶ月程度で手放した。ガリバーでおよそ250万円ぐらいの買取額だった。そしてしばらく車を所有しないのであった。