2016年7月2日、北海道は洞爺湖町で開催されたラリーイベントへ行った。去年の8月に「モントレー2015 in 嬬恋」を見ておもしろかったからだ。
ラリー洞爺自体おもしろかったのかといえば、実はひとつも観戦していないのだ。理由は当日の暴風雨である。
観戦当日のお昼ごろに洞爺湖町に到着したので、午後のスペシャルステージ(SS7)を観戦しようと思って観戦チケットを購入。天気予報では雨だが、この時点で小雨がぱらつきそうな天候である。
SSへ向かう途中に雨が降り出し、観戦席近くの林道へ駐車する頃には土砂降りになる。その後、SS開始10分前ぐらいには暴風雨になったが、せっかく観戦チケットを購入したので観戦席に向かう。しかし以下の理由で結局観戦することを止めて帰路についたのである。
- 一度タイムアタックが始まると、観戦席と駐車した林道が分断されるため、車に戻れない
- タイムアタックはすべて終わるのに1時間ほどかかり、暴風雨の中に1時間ほど留まらなくてはいけない
- 自由に観戦をやめて車に移動できないと、洞爺湖の岡田屋の閉店時間に間に合わずに白いおしるこが購入できない
一番のネックだったのが、やはり自由に行き来できないところである。晴天であれば気にならないことだが、暴風雨で気温17度程度の中、1時間近く雨に打たれ続けるのはさすがに厳しいと判断した。
結局、SSへ向かう途中のリエゾンで、雨に打たれながらも移動する競技車両を撮影しただけで終わったのであった。
以下はちょっとした運営に関するご意見・ご感想である。
- 大会本部受付がわかりづらい。各所にデカデカと案内板を設置してくれると助かる
- 大会本部付近の観戦者向けに開放されている駐車場がわかりづらい。これもデカデカと案内板を設置してくれると助かる
- 林道にいったん駐車すると、迂回路がないためバックでしか脱出できない。最悪、後続車両が道の真中を塞ぐ形で駐車するとSSが終わるまで脱出すら不可能。迂回路設置は難しいと思うので、せめて駐車の仕方を来場者に伝えてくれると助かる
- SSの場所がわかりづらい。基本は先導車を使っての誘導になるのだが、先導車に間に合わない場合は自力で向かうことになる。SSへ向かう入り口にはノボリがチョコンと掲げられているだけでわかりづらく、さらに雑草ボウボウの未舗装路へ入るため係員が誰かいてくれないと入っていい場所なのかどうか不安になる。せめて入り口に係員を配置してくれると問い合わせとかできるので助かる
ルートマップが欲しかった。公式サイトの観戦情報に観戦ガイドのPDFがあって一応ギャラリーステージの地図があるのだが、全体図ではなく各SSがピンポイントで記載されているので土地勘のない人間にとってはどのあたりに位置するのかさっぱりわからなかった。モントレー2016 in 嬬恋のルートマップのような、全体像がわかるマップが欲しい
→ 2016 ARK ラリー洞爺 – 参加者にルートマップへのリンクがあることを発見したので、上記については訂正線をひいた。- 洞爺湖町全体で盛り上げているのかと思ったら別段そういうわけでもなく、なんだか寂しかった。
- 公式サイトがブログ形式で情報が探しづらい。Wordpress使う事自体は問題ないが、情報の見せ方まとめ方に工夫が欲しい
- インタビューをPDFではなく、せっかくのWordpressなのだからウェブページと写真で配信して欲しい。
- 競技風景、リエゾン移動風景、大会全体の光景の写真が見たい。どんな模様だったのかまったくわからない
- 動画が空撮のみで迫力に欠ける。地上から撮影した動画も見たかった
毎年行けるほどの場所に住んでいないので次はいつ行けるのかわからないけど、観光と絡めて盛り上がってくれると嬉しく思う。