前回から1年ほど経過してしまったが、またおすすめのスキー場を紹介したい。
今回おすすめするスキー場は、群馬県吾妻郡嬬恋村(ぐんまけんあづまぐんづまごいむら)にある『パルコール嬬恋スキーリゾート』だ。
このスキー場の最大の特徴は、全長4.5kmのロングコースだろう。頂上から連絡コースを使い、パノラマコースを経由してバラギレストラン側の麓まで一気に滑ると、4.5kmのロングクルージングが可能となるのだ。
これは他のスキー場にはあまりない特徴だし、全行程が初心者にも安心な斜度や広さで構成されている。よく林間コースなどが設定されているスキー場があるが、林間コースは曲がりくねっていたりコース幅が狭かったりで、ビギナーコースといえど難度が高い。上手にスキー・スノーボードをコントロールできない初心者にとって、林間コースは恐怖といえるだろう。
なおターンができるかできないかぐらいの初心者だと、この4.5kmを降りるのに1時間ぐらいはかかる。麓まで降りきったときは、かなりの充足感と満足感が得られることうけあいだ。
他にパルコール嬬恋スキーリゾートをおすすめする理由としては、
- 4時間券というリフト券の設定がある
- ゴンドラで麓から頂上まで一気に登れる
- スノーボードスクールがすいている
があげられる。
スノーボードスクールについてはたまたますいていただけなのかもしれないが、2時間3,500円で入校できる。先日、人生で初めて入校してみたが、できていたと思っていたカービングが実は全然できていないことが発覚してこれまでの言動が恥ずかしくなったが、インストラクターに教えてもらうことによっていろいろな気づきを得られるし、最終的にはカービングができるようになったのが嬉しかった。スクール未体験の人は、ぜひとも一回だけでいいので入ってみてほしい。
さらにおすすめポイントをあげるとしたら、帰りに軽井沢プリンスショッピングプラザに立ち寄れることだろう。軽井沢のアウトレットと言われればピンとくるはずだ。ここで晩御飯を食べるもよし、ブランド品を買って帰るもよし、ファミリーでもグループでもカップルでも使いやすい施設だ。
雪質や交通アクセスについては何も触れてこなかったが、雪質については標高が高いので問題ない。晴れている日は太陽が傾くと凍ってくるので、転倒や無理な滑走には注意したい。交通アクセスは、上信越自動車道 軽井沢I.C.からまあまあ遠い。途中にある有料道路を使用してだいたい1時間強ぐらいだ。
おすすめの旅程としては、10時半から11時ぐらいの到着を目指して出発し、リフト券は4時間券を購入して夕方まで滑り、帰りはアウトレットに寄って休憩を挟み、そのまま帰路につくというものだ。
今シーズンも残り少なくなってきたが、ぜひとも1度は行ってみてほしい。