自動車の名義変更

うす毛   2017年2月1日   自動車の名義変更 はコメントを受け付けていません

先ほど、自動車の名義変更手続きを済ませた。時間はだいたい1時間程度だ。

必要になる書類

今回の名義変更は「移転登録」という扱いだ。

変更したい内容は以下の通り。

  1. 所有者変更
  2. 使用者の住所変更

自動車ローンを完済したため所有者を移転することと、購入時点から2回引っ越しをしたので使用者の住所を変更しておくことが目的となる。なお今回の新所有者は法人にする。

以下の必要書類一覧は、移転登録手続きを行う管轄の運輸支局に、電話で確認した内容だ。

  1. 法人(新所有者)の印鑑登録証明書(1通)
    1. 発行後3ヶ月以内のものと記載があるが、2年前に発行したものでも問題なかった
  2. 代表印
  3. 車庫証明書
    1. 自動車保管場所証明書交付手数料2,100円(申請時に支払う)
    2. 保管場所標章交付手数料500円(車庫証明書を受け取るときに支払う)
    3. 警視庁『自動車検査・登録ガイド』(管轄が異なる場合は、該当の警察本部ホームページを参考のこと)や管轄の警察署で交付に必要な書類などを確認すると良い
  4. 住民票(1通)
    1. マイナンバーが記載されていないもの
    2. 私は、マイナンバー以外は全部記載されているものがあったので、それを使用した
  5. 住民票の除票または戸籍の附票
    1. 車検証記載の「使用の本拠の位置」までつながりがあることを証明するために必要
    2. 戸籍の附票は、購入時点から本籍地が変更になっていた場合に、購入時点の本籍地の役所まで申請に行かないと取得できないので、住民票の除票を取得したほうが楽でいいだろう(前住所で取得すると、前々住所、前住所、現住所が記載される)
    3. 前住所から現住所に変更するときは不要
  6. 使用者の認印
  7. 車検証原本
  8. ローン会社で所有権解除を申請するともらえる書類一式

以上の書類を用意して、管轄の運輸支局(または自動車検査登録事務所)で手続きを行う。

手続きにかかる費用など

運輸支局では、以下の書類を用意する。

  1. 申請書(受付に置いてある)
  2. 手数料納付書(運輸支局敷地内のナンバーセンター受付窓口で、500円の印紙代を支払って取得する)
  3. 自動車取得税申告書(ナンバーセンターで一緒に貰える。新しい車検証取得後に運輸支局敷地内の自動車税事務所で取得税の支払いを行う)
    1. 取得税額は自動車税事務所のホームページで事前に調べることも可能だが、現時点での取得価格がわからないので税事務所で計算してもらったほうが良い
    2. 私は22,100円になった

これら一式に必要事項を記入し、必要書類とともに窓口へ提出する。問題がなければ車検証が交付されるので、敷地内の税事務所へ移動して取得税の支払いを行う。

ナンバープレートの交付

取得税の支払いが終わるとナンバーセンターでナンバープレートの交付手続きを行う。

  1. 車からナンバープレートを取り外す(工具はナンバーセンターに備え付けてある)
    1. 封緘は素手で外せないので、マイナスドライバーを封緘に立て、別のドライバーで叩いて封緘に亀裂を入れる
  2. 取り外したナンバープレートをナンバーセンターの窓口に提出する
  3. 交付手数料を支払って新しいナンバープレートを受け取る
  4. 取り付けたあとにナンバーセンターの近くに停車し、係員が来るのを待つ(申告しなくても勝手にやってくる)
  5. 係員が確認後、封緘を取り付けてくれる

以上ですべての工程は終了だ。なおナンバープレート交付手数料は1,440円だった。

必要書類を揃えたり運輸支局に出向くなどの手間はあるが、手続きに関してはそれほど難しいことでもない。
ディーラーに頼むと4万円程度かかるので、名義変更はご自身で挑戦してみるのはいかがだろうか?